仕事後の帰宅ラッシュの電車内や、就寝前のベッドの中で「働く意味」と無意識に検索していませんか。
日々もやもやしているあなたへ、少しでも心が軽くなってくれることを祈って書きました。

・働く意味を知りたい。
・好きなことを仕事にできたらいいな。
・仕事がつまらない。
働く意味をまとめてみました。


働く意味なんて考えてはいけないとよく言われますが、勿論そんなことはわかっていますし、無意識に考えてしまのだからどうしようもないというのが私たちの言い分です。



働く意味は様々でライフステージによっても変化していくので、考え方は都度変わるよ!
日常生活を不自由なく送るため
生活のためという理由が一番多いかもしれません。単に生きるだけであれば働かなくてもなんとかなるかもしれませんが、不自由ない生活となるとしっかり働く必要が出てきます。
不自由ない生活とは個人差がありますが、賃貸や光熱費、食費など最低限で問題ない人もいれば、Amazonプライムなどのサブスクリプションがないと困る人も多数いると思います。
節約が苦でなければ働く時間を減らして、ミニマムな生活をするのも案外楽しいかもしれません。節約をゲーム感覚で楽しく暮らす方法はいくらでもありますので、またの機会に紹介できればと思います。
家族を養うため
介護中の親と同居している、結婚して子供がいるなど、養う使命感=理由となっている場合は非常に難しい問題です。
このような状況でも働く理由を考えてしまうということは、仕事とプライベートのバランスが不安定になり手遅れになる可能性も考えられるので、そうなる前に改善策を見つける必要があります。
プライベートな時間を確保しやすい職場に変えられるとよいのですがそう簡単にいかないのが現実ですから、周囲に相談したり、状況によっては役所に頼る選択肢があることも忘れないでください。
一人で悩むのが一番しんどいですし、何も解決しないということを頭の片隅に置いておいてくださいね。
貯蓄をして老後に備えるため
今は気にしてないけど老後の生活のために貯蓄している人は多いのではないでしょうか。
将来、年金受給額が少なくなるなどといった不安を掻き立てるような情報が行き交うネット社会では、心配にならない方が珍しいです。
老後資金を貯めることは、旅行のための貯蓄とは金額もかかる時間も桁違いで気が遠くなる作業です。
もし、目標の老後資金額に見事達成しても体がボロボロになってしまっては医療費に使う羽目になるので、たまには自分にご褒美をあげて心を潤すこともとても大切です。
好きなことにお金を使うため
推し活が一般的になった昨今ですが、他にも旅行や美味しいごはんを食べたいなど欲を出したらキリがありませんよね。
高性能でおしゃれな家具家電を揃えてより豊かな暮らしを手に入れるためなら働く活力となるでしょう。
好きなことを仕事にする方法


趣味は仕事にしない方がよいといわれるのは、せっかく好きなことが嫌いになる可能性があるのでその注意喚起だと個人的に思っています。
テレビなどで取り上げられるのは当たり前に成功した人、頑張ってもうまくいかず挫折しました~という結末の番組なんて視聴率が取れないことが目に見えて分かるものは放送しません。
成功するまで継続すること
好きなことを仕事にしたいのであれば、とにかく目標にむかって「継続」すること。この一択です。
「継続すること」が一番難しく、成功するまでの険しい道のりとなります。
それまでは今まで通りに働きながらチャレンジすることになり、体力と精神力が同時に鍛えられていくため「継続すること」または「継続したこと」はいずれにしてもその行動自体無駄ではないということを覚えていてほしいと思います。
働いてみたら好きになった
初めにお伝えした「働く意味」に立ち返りますが、仕事はある程度自身で選択できるものの、その選択方法は消去法によるものがほとんどだと思います。
求人サイトで検索する項目は「土日祝休み」「残業○時間以内」「交通費支給」などの検索結果の中から悪く言えばましな仕事を選択するというのが現実ではないでしょうか。
特に思い入れもない仕事に就いたとしても、まじめに取り組んでいるうちにやりがいに代わっていることは少なくありません。
私の場合は、過去に雑貨屋に勤めていたことがありそれ自体は好きでしたが、その職場はお客さんへの「声がけマストタイプ」でした。当初の私のイメージでは、アパレル店員が行うようないわゆるしつこい接客のイメージだったので、店員側の立場でありながらものすごい嫌悪感で始めました。
しかし、研修期間でわかったのはお客様に必要な情報をお伝えしより良い選択をしてもらうということと、悩みを聞いて合致する商品を提案することでした。理由も聞かずに商品を押し付ける場面を多く見かけるのでそのイメージがついてしまっているのだなと実感し、それからはお客さんと一緒に考えることを意識して接客することで日々楽しかったのを覚えています。
本質を理解した行動を実践することで、意味のあるものへと変わるのだと思います。
働くことは悪くないかもと思う理由
働く=悪い と言っているわけでは勿論ありません。
いつも実感してしまうことがあり、毎朝通勤電車に揺られている社会人の皆さんを見渡してみると、この世の終わりかのようなどんよりとした空気が漂っているのです。遠くから1時間かかる職場への通勤のため朝早く起きたり、早朝出勤の人もいたりと理由は様々です。職場につくまで少しでも眠らせてくれよと言わんばかりのいびきも聞こえてきます。
そんな状況でも働くことに前向きになれるような理由を考えていきます。
小さな気付きを見つける
性格の問題もあるかもしれませんが、とにかく考えるということで小さな気付きを見つけます。
例えば、職場の人が「この関連資料どこに置いてあったっけ?」と言って複数人で探しているとします。実際に見つけた場所は中身を開いてみないとわからないファイルがたくさん置いてあるところの場合、見出しラベルを貼れば一目瞭然という結果です。
このあっさりわかるような結果ですら雑用だからという理由で手を付けなかった結果が、資料を探し当てるまでの時間ロスということになります。時代的にはデータ管理が主流ですが、紙媒体で保管している企業は少なくありません。
時間ロスをなくすゲーム を密かに開催してみてください。のちにあなたの評価へとつながるはずです。
他にも取引先に複数名担当者がいる場合、「あの人はメール返信が遅いから電話で確認して決定事項はエビデンスとしてメールで送ろう」といったことや、「あの人は時短勤務だから本日中に対応してもらえるよう、午前中に連絡しておこう」といった個々の特徴を抑えておくと業務をスムーズに行えて無駄なことを考えずに済みます。秘密の特徴一覧」を作っておくと面白いかもしれません。
最後に


働くことが全てマイナスな要素とは思いませんが、思い描いていたような仕事ではなかったり、人間関係に左右されたりと日々私たちの気持ちは変化していきます。
モチベーションを保つことや目標に向かって継続することはとても大変なことですが、この記事を読んで考えの幅を広げて少しでも役に立てれば幸いです。